SiteMap
|
Home
協会の概要
|
赤外線計測について
|
事例紹介
|
リンク
|
お問い合わせ
■橋梁計測
■調査原理
赤外線サーモグラフィ法は、構造物の表面温度から欠陥を検知する方法です。
これは、構造物中に存在する欠陥部(空隙、剥離、浮き等)が断熱層となり、日射や気温変化に起因して生ずる表面温度の日変動の中で、欠陥部と健全部との間に表面温度差が生ずる時間帯があることを利用したものです。
従って、雨天や強風時など、悪天候での撮影は困難となります。
出典:国土交通省「橋梁点検要領説明会テキスト」
■橋梁高欄部コンクリートの浮き
可視画像
高欄下部に浮きと思われる高温部が見られる
可視画像
同上
コンクリート構造物のコンクリートが剥離し落下する事故がみられ、コンクリート構造物の赤外線法による保守点検が社会的にクローズアップされています。
コンクリート内部に部分的な剥離(浮き)が発生すると、剥離部に存在する空気層が断熱効果を示し、太陽光や気温の上昇によって温められる過程では、剥離部のほうが密着部(健全部)より早く温度が上昇し、高温部として検出されます。
一方、太陽の日射がかげり気温も低下してゆく日没から夜間にかけては、熱容量の違いにより剥離部のほうが、密着部に比較して早く温度が下がるため低温部として観測されます。
この剥離部と健全部の温度差を、赤外カメラで計測することにより、剥離部の場所を検出することができるわけです。
Copyright(c) 2004 Thermography Association
サーモグラフィ協会
〒532-0033 大阪市淀川区新高6丁目9番6号
Tel 06-6395-8811 Fax 06-6395-8855
email :
contact@thermography.jp